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長谷川洋介先生のコラム「特別支援盲学校」を掲載しました

 

特別支援盲学校

長谷川洋介センター長

7月31日、この日は横浜市立盲特別支援学校の生徒の方達に「マインドフルネスと鍼灸の接点」ということで研修をさせていただきました。
この取り組みは私自身はじめての経験でした。前から漠然とこのようなことをお話しできる機会があったらいいなと思っていました。今回は棚から牡丹餅のように横浜市立盲特別支援学校の先生よりお話しをいただきました。盲学校の先生方に本当に感謝です。
ご存知ない方も多いかもしれませんが、日本は江戸時代から目の不自由な方が治療者になる世界でも珍しい国です。
目が不自由であっても素晴らしい治療家をたくさん輩出してきた国でもあるのです。
さて、二つの接点という中で、鍼灸マッサージ師としての自分の側面とマインドフルネスは決して離れたものではないということとをお伝えしたかった。私の中では一緒なのですね。
日本の古人であった医学者は坐禅を組んでいた方達がいます。その中で日本人的な東洋医学・医療の発展があり、考え方や技術、道具の開発までなされています。そして、今を生きる医療者こそもう一度マインドフルネスを真剣に実践する必要があると私自身は思っています。
マインドフルネスのワークの中では治療者のための実践を取り入れました。特に今回は触れるということについて。瞬間瞬間にある身体感覚、触れる感覚。盲学校の方達は目の情報が少ないぶんより触れることに対する感受性が強いと思います。その感受性は晴眼者よりも敏感でよりクライアント状態を感じ取りよい治療ができると思います。鍼灸の治療においては触れることはとても大切なことになります。そして、触れることはただ手で触れるということだけではなく人間性に触れるということも含んだことです。
瞬間を感じ、その変化を一瞬一瞬触れて感じていくこと。私の場合はそれをマインドフルネス実践から稽古しています。(稽古はいにしえをならうということです。)
おじさんになると書くことがいちいち小うるさくなりますね。まあ仕方ないか。
横浜市立盲特別支援学校の皆様ありがとうございました!