この度、Eric Loucks, Ph.D. ブラウン大学教授・マインドフルネスセンター長マインドフルネスのプラクティスと科学のセッション(2日間)―個人のウェルビーイングから公衆衛生へ―を、2025年12月13日(土)と12月14日(日)に開催いたします。
今回のプログラムは、マインドフルネスの実践と科学の両方を学ぶことができる、とてもユニークな内容となっております。
実践面では、仏教における二つの重要な教えである
・七つの覚りの要素(Seven Factors of Awakening:七覚支)※1
・四無量心(Four Virtues)※2
を体験的に学びます。これらは数千年にわたり応用されてきましたが、現代の健康増進や維持の枠組みとしては十分に活用されていません。今回の内容は、来年以降に発刊予定の著書のプレビューとも言える貴重な機会です。
科学面では、マインドフルネス・トレーニングが精神的健康(不安、うつ、ストレス)や身体的健康(慢性疼痛、心血管系の健康)に及ぼす影響について、最新の科学的エビデンスを紹介します。事前に日本語訳付きのスライド数十枚を配布し、リトリート内で検討します。
さらに、グループディスカッションでは、**デジタル・マインドフルネス応用(人工知能を含む)**など、ブラウン大学で今季実施される講義内容に基づき、2つのテーマを扱う予定です。
プログラムの詳細や日程などは下記をご覧ください。
皆様のご参加をお待ちしております。
【プログラム詳細】
- 2025年12月13日(土)
1日目(約4時間)※日本語逐語訳あり
・ガイド下のプラクティス:七つの覚りの要素(約1時間30分)
・科学:精神的健康(不安、うつ、ストレス)に与える効果(約1時間30分)
・現代的テーマの探究(小グループ・大グループ討議:約40分)
例:デジタル・マインドフルネス介入と人工知能 - 2025年12月14日(日)
2日目(約4時間)
・ガイド下のプラクティス:四無量心(約1.5時間)
・科学:身体的健康(慢性疼痛、心血管系の健康)に与える効果(約1.5時間)
・現代的テーマの探究(小グループ・大グループ討議:約40分)
【日程・参加費・お申込み】
- 日時
2025年12月13日(土)、12月14日(日) - 時間
午前8:00〜12:00 - 開催方法
Zoom(終了後オンデマンド配信あり)
※当日参加できない方も視聴可能です。 - 参加費
◇リピート受講および学生の方:25,000円 (税込)
下記の方が対象となります。
・MBSR研究会または東京マインドフルネスセンターでMBSR/MSCを受講された方
・2023年または2024年秋に開催された「マインドフルネスの科学」プログラムを受講された方(オンデマンド含む)
・学生の方
◇一般の方:45,000円(税込) - お申込み
こちらから(※MBSR研究会の申し込みページが開きます) - お申込期限
2025年11月16日(日)
※1
七つの覚りの要素(Seven Factors of Awakening)正念(Mindfulness)・精進(Energy)・喜(Joy)・軽安(Ease)・定(Concentration)・捨(Equanimity)
※2
四無量心(Four Virtues)慈(Loving-Kindness)・悲(Compassion)・喜(Sympathetic Joy)・捨(Equanimity)